昔は盛んだった「企業の運動会」再び注目 「インスタを交換しました」若手の反応は? 福岡
FBS福岡放送
こちらは、福岡市で行われた「企業の運動会」の様子です。職場でのコミュニケーションが少なくなったと言われますが、コロナ禍を経て再び企業の運動会が注目されています。
ムカデ競争に夢中になる大人は、年代がバラバラのチーム編成です。玉入れのかごは大人になっても遠く、勝てばチーム全員で喜び、誰もが本気になります。 ■子ども 「がんばれ~。」 ■小学4年生 「大人たちも頑張っているな。結構、疲れとった。」 福岡市博多区の体育館で7日に行われた運動会。参加したのは、福岡空港で働いている24の企業のおよそ250人です。 ■スターフライヤー・いいさこさん 「スターフライヤーでオペレーションの管理をしています。」 ■西鉄エアサービス・ちかさん 「お客様のお荷物を預かったり、搭乗口で搭乗業務をしたり。」 ■JALスカイ九州・浜本さん 「事務職で総務です。ANAさんとも仲良くしながらやっています。」 航空会社や警備会社など、福岡空港では様々な企業に所属する人たちが働いています。同じ空港にいても、業務中は企業同士の関わりがほとんどありません。交流の場を設けて空港全体の一体感を高めようと、去年から年に1度、運動会を開くことにしました。 ■JALUXエアサポート・はやしださん 「何の仕事しているか分からないと扉を開けられないので、本当にいい機会です。」 ■運動会を主催 福岡国際空港・川上哲平 総務部長 「お客様から見たら、空港のスタッフというのは変わりませんし、気持ちを一つにしてサービスするのが大事だと思っています。」
業務と並行しながら、運動会の企画や設営をするのはかなりの負担ですが、実はこの運動会、専門の業者がサポートしていました。 ■運動会屋・長岡啓太ディレクター 「赤いボールを投げましょう。」 企業の運動会を企画し運営するのは、東京に本社を置く「運動会屋」の人たちです。全国の企業や組合などからの依頼は、ことしは200件以上で、徐々にコロナ前の水準に戻り、増加傾向にあるといいます。 ■長岡ディレクター 「コロナ禍の2・3年があって、やっと出られるようになって、改めて新しい組織だったり会社での一体感をつくるというコミュニケーションイベントをしたいという問い合わせが増えている状況です。」