【RISE】王者大崎一貴が政所仁との激闘制し2度目防衛「次は兄弟でONEのベルトを」
<RISE:ワールドシリーズ2024大阪大会>◇15日◇エディオンアリーナ大阪第1競技場 メインイベントで、RISEが誇る大崎兄弟の兄、RISEスーパーフライ級(-53キロ)王者・大崎一貴(27=OISHI GYM)が、“最強の挑戦者”同級1位の政所(まんどころ)仁(25=魁塾)と王座戦(3分5R無制限延長R)を戦い、大崎一が判定3-0で2度目の防衛を果たした。 序盤は政所がカーフキックで大崎一の左ふくらはぎを赤く腫らしたが、大崎一は顔色一つ変えず、どんな攻防でも必ず自分の攻撃を返して終える、徹底した戦い方で試合を掌握。判定でリードしても逃げ切り勝ちは狙わず、5Rは政所との激しい打ち合いに応じ、堂々の判定3-0勝利をつかみ取った。 大崎一は試合後「マジで最高です! ここ最近、調子悪くて、今回の試合に向けて会長をはじめ、トレーナーだったり、後輩の子たちもサポートしてくれて。勝たなきゃいけない試合でもあったんで。今日勝つことができて本当に恩返しできました」と涙声で話した。 そして「これだけ今回のタイトルマッチの価値を高めてくれたのは政所選手だと思ってるし、その政所選手に勝つためにすごく良い練習もできたので、本当に政所選手には感謝しています」。 最後に「これで53キロで最強だと証明できたと思うんで。次は、今すごい名だたるチャンピオンたちが負けてしまっているONEの舞台に、僕と弟の孔稀の大崎兄弟で乗り込んで。RISEのチャンピオンとしてONEのベルトを持ってくるんで。みなさん楽しみにしててください!」と、兄弟でONEを制圧すると宣言した。