ソフトバンク、ドラフト3位右腕の富士大・安德駿が目指す学生生活ラストの頂「最強世代だったと言われるように」
ソフトバンクからドラフト3位指名を受けた岩手・富士大の安德駿投手(22)が1日、岩手県花巻市の同大で福山龍太郎アマスカウトチーフ、作山和英アマスカウトから指名あいさつを受けた。 ■投げ終わった後のしぐさと笑顔がたまらん…山下美月の始球式【写真複数】 即戦力の大きな期待を受ける地元福岡県久留米市出身の右腕は「1年目からしっかり投げて活躍したい。しないといけないなという責任感も感じている。高い評価をいただいている。しっかりと準備をして、結果で返していきたい」と意気込んだ。 富士大では3年春からリーグ戦に登板するなど経験を積み重ねた。3年時は全日本大学選手権のほか、明治神宮大会でも4強入り。主にリリーフとして活躍し、球質のいい真っすぐを武器に秋季成績では6試合で19イニング、30奪三振・与四死球0と抜群の安定感を示した。 10月24日のドラフト会議後に行われた、明治神宮大会の東北代表決定戦でもチームをけん引。優勝を果たして2年連続の〝神宮切符〟獲得にも貢献した。「この最後の明治神宮大会を優勝することを目標に4年間、全員で練習してきた。それがあともう少しのところまできている。優勝して『富士大のあの代は強かったよな』とか『最強世代だったよね』などと言われるように優勝したい」。6人がドラフト会議で指名されたタレント集団の一員として、全国優勝も手土産に新たなステージに踏み出す。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社