スタイリングが決まりやすい! ボブヘア最新形「ハイドロボブ」について知っておきたいこと
普遍的な人気を誇るボブヘア。とはいえ、ファッションと同様、その質感やスタイリング方については目まぐるしく変化している。そこでUS版「エル」より、2024年流行必至の“ハイドロボブ”についてフィーチャー。ヘイリー・ビーバーやフローレンス・ピュー、ジェニファー・ロペスなども採用しているハイドロボブの特徴を先取ろう。 【写真】“切りっぱなしボブ”fromパリ! ストリートで見つけた可愛いボブヘア50
中性的でありながらツヤに満ちたハイドロボブ
美しいボブにはさまざまなメリットがある。 しかし、このスタイリッシュなヘアスタイルの唯一の難点は、新しいスタイリング方法を見つけるのが困難だということ。そんなときこそ、“ハイドロボブ”の出番だ。 “ハイドロボブ”とは、ロンドンのヘアサロン「Billi Currie」のヘアアーティストであるトム・スミスによって作られた言葉。 代表的なものは、「ヴァレンティノ」のイベントでジェニファー・ロペスが見せたヘアスタイル。 スミスはこのスタイルを「ツヤと潤いに満ちた中性的なルックで、アレンジも自在にできるもの」と定義している。
似合わせボブとしても優秀!
ハイドロボブはまた、どこかラフなニュアンスを漂わせる“ボーイフレンドボブ”を彷彿とさせる。 「ハイドロボブは、唇と首の間でカットするので、その人が持つ輪郭や雰囲気などの特徴に合わせて調整することができます」とスミスは説明する。
スタイリングがキマりやすい
また、スタイリング剤を使うことでハイドロボブの輪郭をくっきりさせ、ホールド力を高めることができる。 「髪を片耳、あるいは両耳にかけてまとめるのが好きです。サイドパートとの組み合わせも素敵だと思います」と、スミスはアドバイス。ワードローブに合わせてスタイリングをアレンジしてみてもよさそうだ。
いちばんのコツは「うるおい」
重要なスタイリングに関してスミスは、リッチな成分を含む、洗い流さないトリートメントがカギになると話す。 「私のおすすめは『オラプレックス』の“No.6ボンドスムーサー”です。ハイドロボブに必要な立体感とつややかなうるおいを与えるのに理想的なアイテムです」
セミウェットなスタイリングを目指して
「サロンなどで定期的にトリートメントをする時間がなかなか取れないという方は、お気に入りの保湿マスクを活用しましょう。髪につやが出ますし、うるおいによって輝くでしょう。また、これを用いて髪をスタイリングするのもいい方法です」 「髪がセミウェットになるのと同時に、髪にいい成分を与えることができます」 Realization : LUCY PARTINGTON、Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI