【独自】事故前に消防団員らで約5時間の飲み会…奈良の消防団員が飲酒運転疑いで逮捕 ”飲み会同席”の団員らも逮捕
奈良県上牧町の消防団員が飲酒運転をした疑いで逮捕されました。団員は飲酒運転後に事故を起こしていました。また、団員は事故前に飲み会に参加していて、飲み会に同席していた複数の団員も逮捕されました。 4月21日の夜、奈良県上牧町の路上で車が壁にぶつかる事故がありました。 警察によりますと、車を運転していた上牧町の土地家屋調査士で消防団員の男(53)の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたとして、4月24日に酒気帯び運転の疑いで逮捕されたということです。 また、事故の前、複数の消防団員が集まって約5時間にわたり飲酒を伴う会食が上牧町内で開かれていて、男はその飲み会に出席していました。 男が酒を飲んだうえで車を運転し帰宅することを、ほかの団員らも認識していた可能性があることから、警察は酒気帯び運転のほう助の疑いで、飲み会に同席していた65歳と60歳の消防団員を逮捕しました。 警察は逮捕した3人の認否を明らかにしていません。 その後、4月25日に男と団員2人は釈放され、任意での捜査が続いているということです。 消防団を管轄する上牧町は「警察の捜査を受けて厳正に処分する」としています。