リリ・ラインハート、自己免疫疾患の脱毛症であることを公表
ドラマ「リバーデイル」で知られる俳優のリリ・ラインハート。脱毛症の治療に取り組んでいることを明かした。
今週初め、リリはTikTokに赤色光を照射する機器の下に座っている写真を投稿。「重いうつ病が発症している最中に脱毛症と診断された」と書き込んでいる。さらに「赤色光治療は私の新しい親友」とコメントを添え、口パクで「今の私は人が耐えられる限界を超えた状態だ」と話している。
自己免疫疾患による脱毛症は頭部や顔、体の毛が抜ける病気で、アメリカだけでも670万人が罹患している。原因はわかっていない。俳優のジェイダ・ピンケット・スミスもこの病気を患っていることで知られる。彼女は2018年5月にそれを公表、「最初に症状が現れたときはとても怖かった」と語っている。「ある日シャワーを浴びていたら手の平に髪がたくさんついてきた。『なんてこと、私は禿げるの?』と思った」。それ以来ヘアスタイルをバズカットにし続けているのもこの病気が理由だと説明した。2022年のアカデミー賞授賞式でこのバズカットをプレゼンターのクリス・ロックがからかい、それがきっかけでジェイダの夫ウィル・スミスがロックを平手打ちする事件が起きたことは記憶に新しい。
俳優のアシュレイ・ティスデイルもこの病気と闘っている。2023年1月には「毛が抜けるのは私の体がストレス過多になっている合図。セルフケアを優先するようにというサインでもある」と自身のサイトに綴っている。 リリのSNSには同じ病気を持つ人やその家族から称賛のコメントがたくさん書き込まれている。今回の投稿は、この病気への理解や関心を高める後押しになるはず。