東京エレクトロンを5年前に約5万円で買っていたら、今いくら?…「半導体銘柄」えぇ、7倍以上にぃ!「まだ今後上昇の余地もある」
高性能なAIの出現とともに、株式市場でもNVIDIAなどAI銘柄が脚光を浴びている。その多くは半導体銘柄だ。今後、AI銘柄としてどのような銘柄が上昇するのだろうか。みんかぶプレミアム特集「最強株の選び方」第9回は【AI銘柄】について解説するーー。
猫も杓子もAI……だがAI銘柄の多くは「半導体メーカー」
高性能な生成AIが世に出て以降、株式市場でもAIブームが続いています。AIブームまでGAFAMが米国市場の中心的存在でしたが、ブーム以降はNVIDIAもその中に加わり、ニュースでも取り上げられるようになりました。 ですが、一歩立ち止まって考えると、”AI銘柄=多くが半導体銘柄”という状態。世界を代表するAI銘柄のNVIDIAは元々画像処理半導体の会社であり、日本で取り上げられるAI銘柄も半導体銘柄が多くなっています。
新興市場のAI銘柄は忘れられた存在になった
2022年頃から国内新興市場ではAI関連銘柄のIPOがブームとなり、関連銘柄は高い初値が付く状態が継続。国内株式市場のAIブームは、IPO市場が先んじた形になっています。 しかしAI関連銘柄としてIPOした銘柄のほとんどは、その後の新興市場の低迷とともに株価も低迷。足下のAIブームに取り残されている状態です。よって今回は、近年AI銘柄として新興市場にIPOした銘柄は対象外としています。
東京エレクトロン(8035)を5年持ったら驚きのパフォーマンスに!
東京エレクトロン(8035)は日本を代表する半導体製造装置メーカー。AIに半導体は欠かせない存在です。同社の製造装置も欠かせません。その東京エレクトロン株を5年持っていたらどうなっていたのでしょうか?下記が株価の推移になります。 2019年3月末 5,333円 2020年3月末 6,784円 2021年3月末 15,596円 2022年3月末 21,083円 2023年3月末 16,040円 2024年3月末 39,570円 2019年3月末に投資をすると、5年後の2024年3月末には約7.4倍となっています。約5万円が約40万円になりました。5年で7倍以上のパフォーマンスになることからも、AIブームを体現しているといえます。
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