池江璃花子、100M自由形全体1位で予選突破も「あんまり期待しないで(笑)」 五輪切符獲得の反響「すごく大きかった」
「競泳・パリ五輪代表選考会」(20日、東京アクアティクスセンター) 女子100メートル自由形予選が行われ、池江璃花子(横浜ゴム)が54秒74の全体1位で午後の準決勝に進出した。 18日の100メートルバタフライでは2位となり、3大会連続の五輪切符を決めた。個人種目代表は16年リオ五輪以来、2大会ぶりの返り咲きとなった。反響は「すごく大きかった」というが、代表権外となる3位とは0秒01差のギリギリの戦いでもあっただけに、「(代表が)決まってはいるけど、あと0・01遅かったらって思っちゃう自分がすごくいて。それを考えるだけで寝れなくなっちゃって。あんまり休息取れなかったりしてた」という。 ただ、「今日はしっかり休息も取れたし、1本泳いでリラックスもできた」と切り替えており、「派遣(標準記録)を1フリ(自由形)では狙っていないので、しっかり自分のレースに集中したい」とプランを明かした。日本競泳界のヒロインは「100の自由形は1本通過点で泳げたらと思うので、あんまり期待しないでください」と笑っていた。