最高額は誰だ! 日本代表デビュー時の市場価値ランキング11~20位。高額だったのは?
13位:柏木陽介 生年月日:1987年12月15日(36歳) デビュー:2010年1月6日 デビュー時の市場価値:180万ユーロ(約2億6600万円) デビュー時の所属クラブ:浦和レッズ サッカー日本代表デビュー時の市場価値ランキング13位に入ったのは、昨季限りで現役を引退した柏木陽介だ。代表デビューは2010年1月6日に行われたアジアカップ最終予選のイエメン代表戦。フル出場を果たし、3-0の勝利に貢献している。当時の市場価値は180万ユーロ(約2億6600万円)だった。 その後、日本代表にはコンスタントには呼ばれなかったが、2015年10月13日に行われた国際親善試合のイラン代表戦で約3年ぶりに出場を果たす。さらに、ロシアワールドカップのアジア予選では、4試合に出場している。 サンフレッチェ広島ユース出身の柏木は、2006年にトップチームに昇格。2008年にJ2優勝を経験し、2010年から浦和レッズでプレー。2015年のJ1リーグ1stステージ、2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)、2018年の天皇杯優勝に貢献した。その後2021年にJ3のFC岐阜へ移籍し、2023シーズンを持って現役を引退している。 正確無比な左足のキックが武器で、2013年、2018年にJ1リーグのアシスト王に輝いている。ゲームメイカーとしてチームの攻撃の中枢を担い、決定的なパスやシュートなどで相手のゴールを脅かしてきた。Jリーグ屈指のテクニシャンは、FC岐阜のクラブアンバサダーとして、引退した今でもサッカー界に貢献している。
12位:町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 生年月日:1997年8月25日(26歳) デビュー:2023年9月12日 デビュー時の市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円) デビュー時の所属クラブ:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) ベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属するDF町田浩樹が代表デビューを果たしたのは、2023年9月12日と最近である。トルコ代表との国際親善試合にCBとしてスタメン出場を果たし、4-2の勝利に貢献している。この時の市場価値は200万ユーロ(約2億8000万円)だったが、1年足らずで800万ユーロ(約11億2000万円)にまで急騰した。 鹿島アントラーズの下部組織で育った町田は、2016年にトップチームへ昇格。2023年3月に期限付き移籍を経て、ユニオン・サン=ジロワーズに完全移籍となった。190cmという恵まれた体格に加えて、左利きという貴重な存在だ。さらに、左足のキックは一級品で、フィード力は日本でも屈指。空中戦の強さも兼ね備えている。 鹿島では2016年にJ1リーグと天皇杯、2018年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験。東京五輪では2試合に出場し、ベスト4入りを経験している。冨安健洋や板倉滉に次ぐ日本期待のCBだ。