【宮城県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 青空と真白な雪の対比が美しい春だけの“雪の回廊”
日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。 【画像】火伏せの虎舞ほか宮城県の春の絶景を写真ですべて見る。 今回は、宮城県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!
◆蔵王エコーライン
蔵王連峰を越え、宮城県蔵王町と山形県上山市をつなぐ観光道路「蔵王エコーライン」。 冬に積もった雪を除雪を終えてできる全長約26キロメートルの「雪の回廊」は、4月下旬の開通から5月中旬頃まで見られる春の風物詩として、春の蔵王観光の目玉の一つとなっている。 最高積雪地点では約8メートルもの積雪になる雪の壁は迫力満点。真っ白な雪と、青空とのコントラストを見ながらのドライブは清々しい気分になれる。 蔵王エコーライン(ざおうエコーライン) 所在地 宮城県刈田郡蔵王町・七ヶ宿町
◆火伏せの虎舞
春にかけて奥羽山脈から吹く強い風の影響で、何度となく大火に見舞われた加美町。室町時代から伝わる火伏せの舞いは、毎年4月29日に虎の威を借りて風を鎮めようと祈願したのが起源とされている。 火伏せの虎舞は、防災と家内安全を祈願するため、町内を色鮮やかな山車と虎がお囃子にのって練り歩く。祭りのクライマックスは、花楽小路「寅や」の屋根の上で披露される数匹の虎舞。屋根の下から見上げると、虎の舞いの勇壮さと迫力に圧倒される。 開催日:毎年4月29日(月) 火伏せの虎舞(ひぶせのとらまい) 所在地 宮城県加美町中新田花楽小路
◆宮城オルレの奥松島コース
韓国済州の方言で、「通りから家に通じる狭い路地」という意味を持つオルレ。歩く道やトレッキングコースの代名詞として使われるようになり、幅の狭い小道を歩き、地域独特の景色や歴史背景がコースに組み込まれているのが特徴となっている。 宮城オルレの奥松島コースは、日本三景松島の東端に位置する「奥松島」の縄文からの歴史と自然を満喫できるコース。距離は10キロメートル、時間は5時間ほどのコースで、道中には、日本最大級の貝塚を見学できる「里史跡公園」や奥松島の風景を360度一望できる「大高森」など見どころがたくさん。 穏やかな海の上に島々が浮かぶ風景は、まるで絵画のような美しさ。 宮城オルレの奥松島コース(みやぎオルレのおくまつしまコース) 所在地 宮城県奥松島市