友人同士の交通トラブルの仲裁に入り暴行、20歳男性に顔面骨折の傷負わす 傷害容疑の28歳と27歳の兄弟「暴力をふるったことに間違いない」
去年12月、札幌市厚別区で、28歳と27歳の兄弟2人が交通事故の仲裁をめぐりトラブルになっていた20歳の男性に対し、膝蹴りをするなどの暴行を加え、けがをさせたとして逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも建設作業員で住所不定の鈴木康平容疑者28歳と、自称札幌市西区の池上聖也容疑者27歳です。 2人は兄弟で、去年12月2日午後11時半ごろ、札幌市厚別区大谷地1丁目の複合施設敷地内で、20歳の男性に対し膝蹴りをしたり殴打したりするなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 男性は、右ほほの骨を折る重傷です。 男性の父親が、事件から5か月ほどたった今月6日に警察に被害を申告したことで、事件が発覚。 警察は捜査を進め、21日までに2人を逮捕しました。 警察によりますと、逮捕された2人の友人と、被害にあった男性の友人が交通事故をきっかけにトラブルになっていて、事件当時、2人と被害にあった男性が仲裁に入っていたということです。 取り調べに対し、鈴木容疑者と池上容疑者は「暴力をふるったことに間違いない」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、事件の経緯などを詳しく調べています。
北海道放送(株)
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