〔東京株式〕大幅上昇=底堅さ見て先物買い(20日前場)☆差替
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比559円54銭高の3万9346円92銭と大幅上昇。東証株価指数(TOPIX)は33.27ポイント高の2778.89と続伸。新たな買い材料は見当たらなかったが、朝方に下値の堅さが見られたことで先物の買いが強まり、現物にも買いが広がった。 80%の銘柄が値上がりし、18%が値下がりした。出来高は9億0676万株、売買代金は2兆0661億円。 業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、非鉄金属、鉱業、鉄鋼が上昇率上位。下落は海運業、その他製品の2業種。 【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高2億9149万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreは大幅高。 (10時22分)日経平均株価は寄り後すぐにプラスに転じ、その後もじりじり上げ幅を広げて、600円超上昇している。「先物に海外勢とみられる買いが入り、現物も広く値上がりしている」(国内証券)という。ただ、「これほどはっきり上昇する材料は見当たらない」(同)とされる。「寄り後、下値の堅さが見られたことで上値を試したのだろう」(中堅証券)と見方もあった。 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比25円67銭安の3万8761円71銭と小幅に下落して始まった。前週末の米ハイテク株下落を引き継ぎ、値がさ半導体株の一角などが売られて日経平均の重しになっている。