名古屋グランパスDF山中亮輔のクロスはなぜ凄いのか?鹿島アントラーズが警戒すべき左足。同級生が明かす「右足は弾丸…」
名古屋グランパスは23日、明治安田J1リーグ開幕節で鹿島アントラーズと対戦する。今季名古屋に加入した山岸祐也は、19日に開催された『2024Jリーグ開幕PRイベント』に参加。新たに仲間となった選手たちの凄さを語るとともに、同学年の山中亮輔の“武器の秘密”を明かした。 【Jリーグ順位表】2023シーズン明治安田生命J1リーグ アビスパ福岡で2季連続リーグ戦10得点を挙げた山岸は、新天地で個性豊かな仲間たちとの共存を目指す。「ミッチーは止めますね」とGKランゲラックの凄さを目の当たりにし、同じポジションのキャスパー・ユンカーについては「シュートがうまい。動き出しもうまいし速いので、一緒にやるときはそこを見られるかどうかが大事になってくる」と特徴を捉えていた。 中でも同じ1993年生まれで同学年の山中については「左足は本当にスペシャル」と舌を巻いていた。「どこに(ボールを)止めても、ノーステップで蹴れますね」と左足のキックモーションを称賛する。 また、山岸曰く普通の選手であれば蹴る動作の最中にターゲットの動き直し(フェイント)まで見ることができないことも多いが、山中は「最後まで(判断を)変えられるから、(ターゲットが)見えているし蹴ることができる」と言う。「一番うまいんじゃないかな。そういうシーンからゴールが生まれればいい」と同学年ホットラインの開通を待ち望んだ。 「右足はダメです」と冗談交じりで言いながらも、「右足は弾丸がある」と意味深な発言を残した。左足ばかりを警戒していると、予想を超える弾丸が鹿島を襲うかもしれない。 (取材・文:加藤健一)
フットボールチャンネル編集部