描きたい子どもを応援したい…福井市の似顔絵師が絵画教室を開校へ 森田地区に11月、クラファンで資金募集
福井県福井市森田地区に子ども向け絵画教室を開校しようと、地元の似顔絵専門店が10月31日まで、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。 同市でイラストレーター、似顔絵師として活動する「スタジオロット」代表の東本一哉さん(37)が、子どもたちの感性を伸ばす場をつくろうと企画。園児から中学生までを対象に、11月中の開校を目指す。 似顔絵師としての活動のほか、県内で子ども向けワークショップも展開する東本さんは「全国的に見ても福井県内は子ども向け絵画教室が少なく、文化的活動の裾野を広げたい。描きたい思いのある子どもを応援し、自由な創造力や自主性を育む教室にしていきたい」と話す。 1日から募集を開始し、9日間で目標額50万円を達成。ネクストゴールを100万円に設定した。福井県のCF型ふるさと納税制度を活用しており、寄付はCFサイト「レディーフォー」で受け付けている。寄付は1万~10万円で、返礼品として絵画教室無料体験や似顔絵(県外在住者のみ)などを用意している。
福井新聞社