「今後も年1回程度はM7クラスの可能性ある」 気象庁が会見
福島県などで震度5弱を観測した地震を受けて22日午前に記者会見した気象庁地震火山部管理課の中村浩二地震情報企画官は、地震が2011年3月に起きた東日本大震災の余震だとの見方を示した上で「(今後も)年1回程度はM7クラス(の地震)が起きる可能性がある」と語った。 【中継録画】福島などで震度5弱、気象庁が緊急会見 東日本大震災からは5年以上が経過しているが、「(大震災は)M9と規模の大きい地震だったので、影響も長く続く。だんだん地震活動の状況は収まりつつあるが、時間が経つほど、収まり度合いが小さくなる。活発な状況は続いていてまだしばらく続く」などと分析した。 その上で、「今回は福島沖だったが、東北全体で活発な状態が続いている。震源域が主に海になるので津波警報、注意報後はすぐ避難を」と呼びかけた。