「文化財に落書き」白いスプレーで顔のようなイラスト・・・史跡「大安寺旧境内」東塔跡の土台に 文化財保護法違反の疑いで捜査 奈良
奈良市にある国指定の史跡「大安寺旧境内」の東塔跡に白いスプレーで落書きされているのが見つかりました。 午前9時半ごろ、奈良市にある国指定の史跡「大安寺旧境内」の東塔跡で「文化財に落書きがされている」と市の職員から110番通報がありました。 警察などによりますと、落書きは「基壇」とよばれる石で作られた土台の一部に白いスプレーで書かれていて幅が1.8メートル、高さ50センチほどの文字を消したような跡や顔のようなイラストなど数ヵ所あったということです。 市は定期的に史跡の点検をしていて、前回1月31日に点検した時には落書きは無かったということです。 大安寺は、奈良時代の初めのころに建てられ、旧境内は国の史跡に指定されています。 基壇は平成以降に整備されたものですが、史跡の構成物の一部で、警察は文化財保護法違反の疑いで捜査しています。
ABCテレビ