朝倉未来と親交のあった安保が「興味なくなった」と投稿し、大炎上となった

　2023年11月19日(日)都内某所で開催された全試合オープンフィンガーグローブマッチのキックボクシング大会『FIGHT CLUB』。 【写真】朝倉未来の衝撃的なダウンシーン 　そのメインイベントで、YA-MAN（TARGET SHIBUYA）に1R1分17秒でKOされた、朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）について、安保瑠輝也（MFL team CLUB es）が試合後に自身のSNSで「朝倉未来一気に興味なくなったわ。てかYA-MANやるやん。オープンフィンガーでおれとやろか」と投稿。 　これが「恩知らず」「あんなにお世話になったのに」と大炎上。安保は朝倉がCEOを務める『BreakingDown』に出場し、その後もBreakingDownに様々な形で関り、朝倉が所属するジムへ練習にも行っていたなどの親交がある。それを知っているファンから「恩知らず」と非難が殺到したのである。 　安保は「朝倉未来さんには世話になったのにとか恩知らずとかうるさいねん。対戦相手として考えた時、弱い選手に興味無くなって強い選手に興味あるって格闘家として当たり前ちゃうんか？ そこに恩がどうとか関係ないから笑」と反論。 　さらに炎上すると「アンチコメント来すぎて自分が誰か分からんくなってきた。安保瑠輝也を調べて客観的に見てみてコレはもうSNS引退ですね」と、朝倉未来が試合後にInstagramに投稿した文面のパロディを載せ、火に油を注いだ。 　安保は自身のYouTubeチャンネルに動画も投稿し、「炎上したね。朝倉未来に興味なくなったと言ったら炎上してもうた(笑)」と切り出し、「ほんまにマジで素直な気持ちで言っただけやねんけれどな。というのも俺、BreakingDownで朝倉未来選手にそろそろ対戦要求しようかなと思っていて、だから朝倉未来選手に対戦要求した件についてみたいなことをやっていて。 　俺はミックスルールでやってもらえればなって意見でおったけれど、オープンフィンガーキックボクシングでYA-MANをボコボコにするくらい強ければ、それってOFGでキックボクシングでありえるやんか。だからそういった目で見ていたけれど負けちゃって。1Rの1分くらいで負けちゃって。興味なくなったな、選手としてみたいなことを言ったら、『お世話になったのにそんな言い方はないだろう』みたいな。それとこれとは別なんやけれど、みたいな。格闘技の選手として名前があって強い選手とやりたいのは、選手として当たり前やんか。そういった意味で言ったわけであって、そこは誤解せえへんで欲しいんだけど」と、対戦要求する相手として興味がなくなったという意味だったと弁明。 「なんで俺がここまで思うかって言ったら、俺自身がファンやからねんな。朝倉未来にまだ期待していた。それがけっこうデカいと思う。だからほんまにけっこう興味がなくなった。幻滅した、みたいな。そういう意味では格闘技ファンが思っている一意見と同じなのかもしれん。ただ、朝倉未来選手は格闘技界の顔であって、知っている人＝格闘家としての認知が日本で一番高いから、信者みたいな人がいてお世話になったのにそういう言い方はないだろうっていう意見やなんだろうと思うけれど、これが俺の正直なところ。ちょっと過信しすぎたんじゃない？」と、朝倉のファンだったからこそ幻滅したのだという。 「本心を言えば負けて欲しくなかった、絶対に勝って欲しかった理由がある。それは俺がやりたかったから。でも今はYA-MANとやりたいと思っているからな。もちろんOFGで全然いい。朝倉未来選手と70kgでやっているから。俺も70kgで試合しているし」と、朝倉未来からYA-MANにターゲットを切り替えたとする。 　また、朝倉の敗因については「敗因的な部分で言えば、過信がちょっと過ぎたかなっていう部分がけっこう多く思っていて。YA-MANってけっこう打ち合いに強いタイプやんか。MMAファイターは何でも出来るからって思ってしまう部分がけっこう多いんじゃないかなって（中略）特に分析とかそこまでせずに、俺なら行けるでしょみたいな感じでやって、結果負けたんじゃないかな。自信の部分が過信になっちゃっているんじゃないかな」と、過信を理由としてあげた。 「ケラモフに負けるのとは話が違う。ケラモフはMMAで自分が本気で一番を目指す、朝倉未来という選手自体が一番を目指すところで出会った強敵やん。誰もが認める強敵。ここに負けてしまったことは自分としては幻滅したやろうけれど、一ファンとしたらまた立ち上がってくれっていうのがあったけれど、YA-MANと自分の競技ではないキックボクシングルールでやって今回の結果は…みたいな」と、MMAルールでケラモフに敗れたのと、キックボクシングルールでYA-MANに敗れた今回とでは1敗の重みが違うと語った。