世耕氏出馬表明、還付金問題「大変ご迷惑かけた」 衆院和歌山２区
自民党の派閥パーティー収入不記載事件を受けて離党した前党参院幹事長の世耕弘成参院議員（61）＝和歌山選挙区＝は5日、和歌山県田辺市で開いた後援会の会合後に記者会見し、27日投開票が予定される次期衆院選に、和歌山２区から無所属で立候補すると表明した。 【石破新内閣の顔ぶれ】俳優、配管工、元刺客…異色の経歴持つ閣僚も 世耕氏は「（会合で）満場一致でご賛同いただいた。出馬を表明させていただきたい。今回の選挙を通して、和歌山2区のみなさまの声に謙虚に真摯に耳を傾けたい。私は派閥の還付金の問題でみなさんに大変ご迷惑をかけた」と述べた。 世耕氏は衆院選挙区の「10増10減」に伴い、区割り変更した新和歌山2区で出馬する。同選挙区では自民が、今期で引退する二階俊博元幹事長の三男、伸康氏（46）の擁立を決めており、保守分裂選挙となる。
