寒くなってきた“今”足を運びたい! 各エリア別「人気温泉地ランキング」を紹介 1度は浸かってみたい名湯が勢揃いのランキングとは
読者が実際に泊まった人気温泉地ランキング
宿泊予約事業を営む「ゆこゆこ」は、宿泊情報誌ゆこゆこを見た読者が、実際に宿泊した件数をもとに、ゆこゆこ12月号で「人気温泉ランキング」を発表。今回は、一部のランキング結果と、温泉地の顔ぶれを紹介します。 【画像】「え...」これが各エリア1位の温泉地です!(13枚)
今回の人気温泉地ランキングは、2023年4月1日~2024年3月31日の1年間に読者が実際に宿泊した温泉地を集計したものです。結果をもとに、秋のお出かけ選びの参考にしてはいかがでしょうか。 <北海道エリア>1位は、昨年2位の定山渓温泉がランクアップ。札幌中心部からも行きやすく、札幌の奥座敷と呼ばれ北海道を代表する温泉地です。 豊富で良質な湯は、体の芯から温まることで有名。また、緑豊かな渓谷にあり、景勝地として魅力を兼ね備え多くに観光客から人気を集めています。 <東海エリア>1位は昨年に引き続き鳴子温泉郷 鳴子温泉。日本にある温泉泉質分類11種のうち9種類もの泉質が湧き出ており豊富さ・泉質の良さは日本屈指です。 3位の秋保温泉は、開湯1500年の歴史を持つランキング常連の温泉地。仙台市街からも近く、名取川の深い渓谷に沿って温泉地が広がります。また、緑あふれる秋保郷には、自然を堪能できる観光スポットがいっぱいです。 <関東エリア>熱海温泉が1位をキープ。全国でも有数の歴史と湯量を誇る温泉郷。また、42度以上の高温泉が9割を占め、平均温度は63度と、源泉総数が500を超える温泉場としては、全国屈指の高温泉リゾートです。 <上信越エリア>不動の1位は草津温泉。日本三名泉の1つであり、強酸性の泉質に特徴を持ち、効能が高く湯治場として長い歴史を持っています。大量の温泉が湯畑や西の河原に自然湧出しているのが魅力です。 昨年ランク外から2位に急上昇した湯田中温泉は、開湯1350年以上の歴史を誇る温泉地。「大湯」をはじめ9つの共同浴場が軒を連ね、大湯以外は町民と宿泊客しか利用できません。 <東海・北陸エリア>昨年に引き続き下呂温泉が1位。2位には加賀温泉郷 山代温泉が昨年4位からランクアップ。 山代温泉は、地下数十メートルから湧く、全国的にも珍しい温泉で3つの泉質があり、飲泉ができる源泉は、浴びても飲んでも体に効く「長寿の湯」といわれています。 <関西エリア>絶景・食・観光の魅力で、南紀白浜温泉が昨年に続き第1位。2位の大沢温泉は昨年9位から2位に急上昇。 大沢温泉は、西日本最大級のテーマパーク型道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク」内にあります。茶褐色の湯色が特徴のほか、週替わりで、ラベンダーやワイン、ローズマリー、ゆず湯など、色と香りで楽しめる変わり湯も人気です。 <中国・四国エリア>皆生温泉が1位を堅守。鳥取県一の湧出量を誇り、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。 海から湧き出る温泉というだけあって、塩分濃度が濃く、保温力が高いのが特徴です。 2位には昨年に引き続き玉造温泉がランクイン。「美肌の湯」としての知名度や、縁結びで知られる出雲大社、八重垣神社など近くの神社が魅力で、若い女性を中心に人気が高まっています。 <九州エリア>1位は別府八湯 別府温泉郷が昨年5位からランクアップ。日本一の湧出量を誇る温泉郷で、市内全域に8つの温泉地が点在。それぞれに特徴が異なり、砂湯やむし湯など様々な入浴形態で独特のリラックス体験が味わえます。観光やグルメも充実し、幅広い世代に人気の温泉地です。
VAGUE編集部