【カインズに聞いた】「お風呂のカビ」予防&撃退法!頑固な黒カビもこれでスッキリ!
今年は平年よりも記録的に遅い梅雨入りで、関東地方もようやく6月21日に梅雨入りしました。梅雨入りが遅かった分、気温は高くなってきてしまったため、いつも以上にじっとりして、不快指数はMAX状態に。そして、このジメジメ……そう、カビの大好きな環境です。 【写真16枚】カインズに聞いた「お風呂場のカビ予防&お掃除テク」を写真で見る。大人気のスピレータイプのジェルなど、今回使ったお掃除アイテムも! そこで、大切な住まいをカビから守るべく、全国に239店舗あるホームセンター『カインズ』に、今年の梅雨時期にぜひ試してほしいカビ予防&お掃除テクを教えてもらいました!
カビ発生の魔のトライアングルは「湿度」「温度」「栄養」の3要素!
今回教えてくれたのは、株式会社カインズ 広報部の鈴木ゆう子さん。鈴木さんは「カビが生えるとお掃除はとっても大変に! 小さな“予防”で、未来の自分をラクにしましょう」と話します。 そもそもカビは、以下の3つの条件下で発生しやすく、この3つのどれか1つでも抑えていれば、カビは繁殖しにくくなるとのこと。 1:湿度 カビは湿度が80%以上になると繁殖しやすくなるそう。通常の部屋で湿度80%を超えることはほぼありませんが、湯気がこもる「浴室」は危険スポット! 押し入れなどの隅っこも湿気が溜まりやすい危険エリアです。 2:温度 20~35℃がカビが繁殖しやすい最適温度。これはまさに日本の夏の気温! 人間にとっても普段過ごしている温度のため、カビが繁殖しにくい20~35℃以外にコントロールするのは難しいですね。 3:栄養 カビも生き物なので、栄養は必須。ホコリや髪の毛、食べカスや石けんカスなどが栄養源となるため、これらを長く放置しておくと、カビが繁殖する原因に。 「これらを見ると、この3つの条件が揃いやすいのはやっぱり“お風呂”! 浴室は家庭でカビが発生しやすいNo.1スポットと言えます。 目に見えなくてもカビの菌糸は密かに潜んでいて、この3つの条件が揃うと、スクスク育って黒カビとなって出現します。こうなってしまうと本当に厄介ですよね。 なので、カビ対策はなんといっても“予防”が大事! この3つの条件のどれか1つでも除外できればカビを予防できるんです。なかでも“温度”をコントロールするのは難しいので、“湿度”と“栄養”を除外するのが、カビ予防のコツ。カビを生やさないために、ぜひ日々の小掃除を始めましょう」(以下「」内、鈴木さん) 湿度、温度、栄養の魔のトライアングル……これをイメージすると、今まで見えなかったカビという敵がどの辺りに潜んでいるのか、どの辺りが好きなのか、見える気がしてきました!