教職員ら5人を懲戒処分 マツスタで試合観戦中に暴行など 広島県教委
広島県教委は22日、マツダスタジアム(広島市南区)でプロ野球観戦中、対戦相手のファンを暴行したとして県立学校の男性教諭(43)を減給10分の1(1カ月)とするなど、教職員5人の懲戒処分を発表した。 県教委によると、教諭は昨年9月1日、球場通路ですれ違った面識のない男性の首に水平に伸ばした腕をぶつけ、5日間のけがを負わせた。互いに別の球団を応援しており、教諭が一方的に腹を立てたという。この日は広島東洋カープと中日ドラゴンズの試合が開かれていた。 また、自身の小型船の一部を燃やして海に捨て、廃棄物処理法違反罪で広島簡裁から罰金10万円の略式命令を受けたとして、別の県立学校の男性教諭(58)を減給10分の1(1カ月)とした。 このほか、自家用車での出張を新幹線を利用したと偽り、旅費約12万円を不正受給した教育機関の男性指導主事(41)と、許可なく携帯電話のショートメールで生徒に連絡をした県立学校の男性教諭(36)、車で追突事故を起こした公立小男性教諭(40)をいずれも戒告とした。
中国新聞社