【ゆとり世代&ミレニアル世代】30歳代の平均貯蓄額と中央値はいくら?年収の何パーセントを貯金に回している?
30歳代は手取り収入の何%を貯蓄に回しているか
30歳代の貯蓄事情を確認しましたが、30歳代は年間の手取り収入のうちどれくらいを貯蓄に回しているのでしょうか。 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、30歳代二人以上世帯の貯蓄率は以下のとおりです。 ●30歳代二人以上世帯の貯蓄率 【貯蓄率 分布割合】 ・5%未満 6.1% ・5~10%未満 12.8% ・10~15%未満 21.3% ・15~20%未満 5.1% ・20~25%未満 14.8% ・25~30%未満 2.6% ・30~35%未満 7.5% ・35%以上 7.7% ・貯蓄しない 22.1% 平均 14.0% 平均の貯蓄率は14%です。年間の手取り収入が300万円であれば、年間42万円を貯蓄します。 ただし、貯蓄率は世帯によって大きな差があり、手取り収入の35%以上を貯蓄する世帯も7.7%あります。
貯蓄できる仕組みを作ろう
お金は突然貯まるわけではありません。一定の資産を築くためには日々の貯蓄の積み重ねが重要です。 そのため、まずは貯蓄ができる仕組みを作りましょう。毎月使えるお金を予め決めておく、貯金用口座と使えるお金を入れる口座を分けておくなど、方法はさまざまです。 ぜひ、自分にあった方法を見つけて貯蓄ができる仕組みを作ってみてはいかがでしょうか。
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」
苛原 寛