【バレー】ファイナル3、最後の切符は群馬に。姫路が開幕から18連勝でレギュラーラウンドを終える。得点王に浜松・若泉佳穂、スパイク賞に姫路・宮部藍梨 V2女子
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は3月10日にヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県)、ヤマト市民体育館前橋(群馬県)にてレギュラーラウンド最終戦となる2試合を開催した。 ヤマト市民体育館では群馬グリーンウイングスとブレス浜松が対戦。 勝った方のみがファイナル3(V2女子優勝決定トーナメント)行きとなる大一番であったが、ホーム群馬が3-0のストレートで浜松を下し、姫路、ルートインに続きファイナル3の切符を手に入れた。 群馬は前日もファイナル3進出を争うライバル、仙台にストレートで勝利。レギュラーラウンド最終盤の2日間であらためて「強い群馬」を印象付けた。 メンバーを固定しないバレーを貫く群馬は快勝した仙台戦からスターターを入れ替えて浜松との決戦に臨む。 アウトサイドヒッターにハンタヴァ・エヴァンゲリア、ミドルブロッカーに安福若菜を投入。 この起用も奏功し、ハンタヴァはチーム最多の19得点。安福もブロックなどで存在感を示した。 浜松は得点王の若泉佳穂がバックアタック5本を含む19得点と奮闘したが、他に有効な攻撃を見いだせず、沈黙した。 開幕戦でJAぎふに完敗し、その後なかなか中位から抜け出せなかった群馬だが、レギュラーラウンドの最終戦で停滞感を払拭した。ファイナル3ではどのような戦いを見せるか大いに注目だ。 ヴィクトリーナ・ウインク体育館ではヴィクトリーナ姫路が大野石油オイラーズを3-0で破り、18戦無敗のままレギュラーラウンドの日程を終えた。 優勝決定トーナメントのファイナル3はさわやかアリーナ(静岡県)にて開催。 3月23日はルートインと群馬が対戦し、24日はその勝者と姫路が対戦。優勝が決定する。 ルートイン、群馬は互いをどう制し、なおかつ姫路の圧倒的な強さにいかに対抗していくか。戦略、戦術面も含めて興味は尽きない。
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