オイシックス、会長の「放射能汚染水」投稿は「極めて不適切で容認できるものではない」【声明全文】
オイシックス・ラ・大地が15日、公式サイトを更新。会長の藤田和芳氏が、自身のX(旧ツイッター)において「放射能汚染水」との表現で投稿を行ったことを受けて謝罪した。 【ポスト】公式SNSにて投稿に対する訂正コメントを出した藤田和芳会長 藤田氏は12日、Xで「東京電力は、福島原発の放射能汚染水を流し始めた」との旨の投稿を行っていたが、翌13日には「『汚染水』という表現は風評被害を拡大する恐れがありますので、『処理水』に訂正いたします」としていた。 こうした経緯を踏まえて、同社は「不適切な発言をしたことで、当社のお客様や生産者様、株主の方々をはじめ、多くのみなさまに、多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまったことに対して深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。今回の藤田の発言内容は、当社の考えとは全く異なり、不必要な不安を煽り、根拠のない風評被害に発展する可能性があるものとして、極めて不適切で容認できるものではないと考えております」と記した。 ■声明全文 当社会長の不適切発言についてのお詫び 2024年2月12日、当社会長の藤田和芳が、Xにて「放射能汚染水」という旨の不適切な発言をしたことで、当社のお客様や生産者様、株主の方々をはじめ、多くのみなさまに、多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまったことに対して深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 今回の藤田の発言内容は、当社の考えとは全く異なり、不必要な不安を煽り、根拠のない風評被害に発展する可能性があるものとして、極めて不適切で容認できるものではないと考えております。 本件に関しましては、本人に厳重注意を実施し、後日、懲罰委員会を開催し、処分について決定いたします。 改めて、この度はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。 深くお詫び申し上げます。 オイシックス・ラ・大地株式会社