高橋一生「岸辺露伴」新作で体を張った演技!「一瞬で気を失いそうに」
「密漁海岸」は、「ファンの皆さんから映像化してほしいという声が多かった作品」だという。渡辺監督は「満を持して、今までやろうと思っていても手の届かない存在だった「密漁海岸」に、ようやく5年目にして手が届いた」と映像化にこぎつけた心境を語ると同時に、「そういう意味では、これまでの4年間の蓄積がここに出ていますし、今回はそれプラス新しい露伴というか、多分今までで1番体を張っていただいているかなと思いますので、そういった面でも今までの安定感プラス新しいチャレンジっていうものが凝縮されているのかなと思っております」と本作における高橋の演技にも言及。
その“体を張った”水中での演技について、高橋は「体力的な問題はあんまり考えたことなかったんですけれど、息が続かないとか、肺は本当に浮き袋なんだなと実感しましたね。 呼吸をしないで、吐ききった状態でないと体って沈まないんですね。なので、吐ききったところからスタートするんですけれど、今度はカットがかかった後、上がっていけないっていうことがあって。あまり伝わらないかもしれませんが、もっととんでもないことが起きていてですね……。息ができなくて、こんな一瞬で気を失いそうになるんだとかっていうことが色々と……」と格闘した撮影を振り返りながら、水中撮影チームの尽力もあり「映像としては臨場感があり、なおかつある意味芸術的なカットに仕上がっているんじゃないかなと思っています」と自信を見せた。
飯豊もそのシーンを見学したといい「普段は自分が出演していないところは放送を見てからのお楽しみにしていたんですけど、今回初めて見学させていただいて。一生さんを見ているだけでこちらも息が止まってしまいそうなぐらい、その身体能力のすごさだったり、みなさんのチームワークを目の当たりにして、改めていいチームワークで撮影させていただいてるなっていう風に思いました」と興奮気味に振り返った。