【新NISA】毎月「1万円・2万円・3万円」で期待できる結果をシミュレーション
毎月「1万円・2万円・3万円」の積立投資で資産はいくらになる?
新NISAのつみたて投資枠で投資信託を毎月購入した場合、どれくらい資産は増えるのでしょうか。 毎月「1万円・2万円・3万円」積立投資をした場合の、資産評価額の推移をシミュレーションしてみました。 なお、今回の運用利回りは年率3%を前提とします。 ●【積立金額別】年利3%で「積立投資で1000万円」シミュレーション結果 ・毎月の投資金額(1万円・2万円・3万円) 10年:20年:30年の資産評価額 ※()内は元本部分 ・1万円139万7000円(120万円):328万3000円(240万円):582万7000円(360万円) ・2万円279万4000円(240万円):656万6000円(480万円):1165万4000円(720万円) ・3万円419万2000円(360万円):984万9000円(720万円):1748万2000円(1080万円) 毎月1万円の積立投資で、30年後には582万7000円もの資産になる効果が期待できます。 元本部分は360万円のため、投資により222万7000円も資産が増える計算です。 また、投資額を毎月3万円にすれば、30年後に用意できる資産額は1748万2000円。かなり高額な資産を用意できるとわかります。 毎月の投資額は少額でも、長期間継続すれば大きな効果があることがわかるでしょう。 ただし、この結果はあくまでもシミュレーション。上手くいけば想定以上のリターンを得られるかもしれませんが、反対に損をする可能性もあるので注意が必要です。
2024年からスタートした「新NISA」など、資金づくりの方法はたくさん!
本記事でシミュレーションしたとおり、資産運用は積立期間が長いほど効果を得やすいといえるでしょう。 そのため、多くの老後資産を用意したい人は、できるだけ早めの資産運用を検討してみてください。 意識調査からも、2024年からスタートした「新NISA制度」を背景として、ますます老後の資金面を意識する層が今後増加していくと読み取れます。 自分にできそうな目標を立て、早めに取りかかることが大切。 2024年にバージョンアップして生まれ変わった新NISA制度を有効活用していきましょう。
参考資料
・株式会社ライボ『Job総研』「2024年 老後資金の意識調査報告書」(PR TIMES) ・金融庁「資産運用シミュレーション」
荒井 麻友子