<9年ぶりの春・鳴門>センバツ 練習風景から 筋トレで動きにキレ /徳島
鳴門の選手たちは2021年11月、トレーナーが監修する本格的なウエートトレーニングを始めた。週4回、練習後に約1時間行っている。筋肉量が増し、昨秋から体重が10キロ以上増えた選手もいる。 11~1月は筋力アップを目的に、バーベルを使ったベンチプレスやスクワットなどを各10回5セット。2月からは瞬発力を上げるため、軽い重りを持って体をひねったりジャンプしたりする動きをこなしている。北谷雄一部長は「ダッシュやノックの動きにキレが出てきた」と話す。 4番・前田一輝選手(2年)は、11月上旬は81キロだった体重が93キロまで増えた。「打撃の飛距離が伸びてきた。送球のスピードも上がっている」と効果を実感していた。【国本ようこ】=随時掲載