20日から新収蔵資料展 館山市博(千葉県)
館山市立博物館で昨年度、新たに収蔵した資料を展示する「新収蔵資料展『あたらしい資料のご紹介』」が、20日から始まる。安房地域の暮らしや産業に関する資料や、館山市にゆかりある著名人にまつわる資料など、寄贈、寄託を受けた1700点以上の中から約70点を展示する予定。6月23日まで。 同館では毎年、市内外から多数の資料の寄贈、寄託を受け、資料の収集をしている。同展は、昨年度新たに収集した一部を紹介し、身近な地域の歴史に触れてもらおうと開催する。 展示するのは、古文書や写真、さまざまな時代の用具など。同市塩見で療養したデザイナーの中原淳一氏(1913~83年)が制作を指導した人形やスケッチ、同市出身の俳優、瑳川哲朗氏(1937~2021年)の使用していた台本や舞台ポスターなどの他、六軒町の旧家に伝わる明治40年の写真「八幡祭礼の六軒町山車」など、多種多様な資料を展示する。 月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日)。午前9時から午後4時45分まで。観覧料は、館山城で南総里見八犬伝浮世展を開催中のため、通常料金と異なり、一般500円(館山市民300円)、小中高生250円(同150円)。館山市民の65歳以上は無料。館山城の展示も同観覧料で入館が可能となっている。 問い合わせは、同館(0470―23―5212)へ。