第五福竜丸が被ばくしたビキニ事件から、３月１日で７０年になることを受け、静岡県焼津市で特別展が開かれています。 　焼津港所属のマグロ漁船「第五福竜丸」は、１９５４年３月１日、南太平洋ビキニ環礁でアメリカの水爆実験に遭遇し、被ばくしました。 　焼津市ではビキニ事件７０年に合わせて特別展が開かれていて、第五福竜丸に降り注いだ放射性物質「死の灰」が展示されています。また被ばくが原因で亡くなった無線長、久保山愛吉さんが放射能汚染を心配してか、娘たちに向けて「雨に濡れないように」と書いた手紙も見られます。 　この特別展は６月３０日まで開かれています。