Amazonプライムは不要かも? やめると何がどれくらい不便になるのか
■非会員でも3,500円以上の買い物なら送料無料 Amazonプライムの特典のひとつは「無料の配送特典」。しかし、プライム会員でなくとも3,500円以上注文すれば配送料は無料になります。 商品をいくつかまとめ買いすれば3,500円以上にすることは可能。また、プライム会員でなくとも多くの場合翌日には配送されるので、お急ぎ便が使えなくてもさほど不便はないでしょう。さらに配送は基本置き便、もしくはヤマト運輸などの宅配業者の日時指定が使えるため、お届け日時指定便を使えなくても大きな問題はありません。 ■一点からの購入でも送料無料の通販サイトもすでに存在している 一点からの購入でも送料無料の通販サイトも、すでにAmazon以外でも存在しています。たとえば、ヨドバシ.comであれば送料無料、翌日配送のサービスを追加料金なしで受けることができます。つまり「Amazonからの購入」にこだわらないのであれば、同じ商品をヨドバシ.comで買えば十分なケースも多くあります。送料無料「だけ」を目的にAmazonプライムに加入しているならば、通販サイトの乗り換えも十分に検討する価値があるのではないでしょうか。 ■ネットスーパーの普及 プライム会員であればAmazonネットスーパーを配送料200円で利用できます。しかし、地域のネットスーパーの方が便利な場合もあります。 たとえば楽天は「楽天全国スーパー」という、全国のスーパーと提携したサービスを行っています。「楽天全国スーパー」は100円(税抜)につき楽天ポイントが1ポイント付与され、スーパーによってはよりポイント還元が増える商品もあります。また、たとえば楽天西友ネットスーパーは送料330円ですが、一定金額以上購入すれば送料無料になることもあります。 一方、Amazonネットスーパーはまだまだ全国区ではなく、価格も少々高めという場合もあります。特に地方に住んでいる場合、Amazonネットスーパー目当てでAmazonプライムに入る意味はほぼないと言っても過言ではないでしょう。 ■そもそも日時指定便は意外と配送が遅れることも 日時指定便を使っていたとしても、商品によっては配送のタイミングが遅れることも。また大きなセール時には指定できる日時が何日も後になるケースもあります。日時指定での配送を目当てにAmazonプライムを利用している場合、意外とストレスフルなサービスという側面もあるのではないでしょうか。 見たいドラマや映画があるときだけ単月で加入すれば十分では? Amazonプライムの「配送」以外の目玉のひとつは、プライムビデオ。たとえば『沈黙の艦隊』や『ザ・ボーイズ』などAmazonプライムでしか視聴できない作品も少なくありません。 もっとも目当ての作品が数多くないのであれば、見たい場合はその単月でAmazonプライムに加入すれば十分でもあります。プライム会員は加入と退会を繰り返したとしても、特にペナルティはありません。