BiS ナノ3

BiS（ビス）のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦！　過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…？　いよいよ100回でファイナルを迎える本連載もラストスパート！　第93回は、ナノ3さんが映画「ライオン・キング」（1994年）への想いを語ります。 【画像】BiS ナノ3の自撮りアザーカット

TV LIFE webをご覧のみなさん。初めまして！　BiSのナノ3です。 今回紹介するのはディズニーアニメ映画「ライオン・キング」です！ このお話は、有名なので皆さんもご存じかもしれませんが、たくさんの野生動物がいるサバンナの王国で、未来の王を約束されているライオンの“シンバ”は、ある悲劇によって現在のサバンナの王で父のムファサを失ってしまい、次の王位を狙っているムファサの弟・スカーの企みによって王国を追放されてしまいます。 その後、シンバは新しい環境で、いろいろな仲間と出会い、自分が生まれてきた意味や、自分の使命は何かを知っていくというお話です。 シンバは、“父のムファサは自分のせいで死んでしまった”と思い込み、過去をすごく悔やんでしまっていました。そんなつらい過去があったときに、その過去と向き合うのは怖いことだから、気がついたらいろんなものから目を背けてしまうことがあると思います。 現実でも、始めたときはいろいろなアツい気持ちや目標を持っていたとしても、時が進んでいくにつれて“どうしたらいいか”とか、自分が何をしたいのか分からなくなってしまうことがあるかもしれません。 だから、この「ライオン・キング」では、自分と向き合い続けることの大切さを改めて考えさせられます！ また、ムファサの弟・スカーは、自分が王になるためにムファサやシンバを排除しようとしていました。その方法は良くなかったけど、自分が王になるためには排除するしかないという悲しい状況でした。 目標とか、自分はこうなりたいっていう気持ちに正直に行動できるのはすごいことで、誰でもできることではないと思います。生きている中で挑戦したいことがもしあったとしても、環境や、変わることの恐怖や、さまざまな理由で行動に起こすことができないことがほとんどなはずです。 スカーがやったことは本当に良くなかったけど、目標達成のためになすべきことを考えて、それを行動に移すという部分では尊敬しちゃいます。 「ライオン・キング」は、大人になって見るとまた違った印象を持つことができるし、何より映像もきれいで楽しいので、見たことある人も、見たことない人もぜひ見てみてください！ 今回で、私の回は最後になります。 BiSに加入してから連載に参加させてもらって、何気なく見ていた作品を視点を変えて見てみると、いろいろな気づきが発見できて、知らない間に学べていたんだなぁと思いました。連載はもうすぐ終わってしまいますが、今後も出会う作品からいろいろ学んでいきたいと思います！ それでは、また会えるのを待ち望みつつ……。 以上、BiSのナノ3でした。 ＜ナノ3　PROFILE＞ 2021年11月に開催したBiS/ASP新メンバー合同オーディションにてBiSに加入。埼玉出身の18歳。153.5cm。 ＜BiS　PROFILE＞ 英語で“Brand-new idol Society”の略／日本語で“新生アイドル研究会”。 2010年にグループ結成し、全裸PVをはじめとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。 第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を連発し、音楽業界に大きなインパクトを与える。 “ゲリラでの新曲発売”や”同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMV公開“など、現在も泥臭くもエモーショナルな活動を展開。 2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピック（2024年3月脱退）の3名が加入し、新体制となる。 “日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。