椎名桔平、舞台「未来少年コナン」で祖父の2役「今年60になるんで、相違がないといえばそうなんだけど」
俳優の椎名桔平(59)が25日、大阪市内で行われた舞台「未来少年コナン」(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月28~30日)の取材会に出席した、 1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズを舞台化。コナン(加藤清史郎、22)の育ての親・おじいと、ラナ(影山優佳、22)の祖父ラオ博士の2役を演じる。 「血はつながっていないコナンのおじいちゃんと、ヒロインの実のおじいちゃん。私、今年60になるんで、相違がないといえばそうなんだけど、この年齢の役をやったことがない」と、祖父役に戸惑いはのぞかせつつ、「下の世代に大事なことを伝えていくのが2役に共通した大きな役割なんじゃないか」と考え、稽古に臨んでいる。 自身は「いよいよ60かって考えてます。子供のころは60歳なんて、おじいちゃん以外の何者でもなかった。でも、業界の諸先輩を見ても、元気でイメージの変わっていない方がたくさんいる。(60)ってなっちゃうと数字が視覚的にね…。ただ、肉体的にも精神的にもあまり変わっていないんで。あまり考えずに60になろうかなって思ってます」と話した。