海外レビューひとまとめ『Bulwark: Falconeer Chronicles』―普通とは違うものを評価する人にとっては一見の価値がある
・Worth Playing: 80/100(PC) 『Bulwark: Falconeer Chronicles』は興味深い作品だ。シティビルダーとして見た場合、このジャンルとしては風変わりな環境が実際の建設過程のシンプルさを補っている。それだけでシンプルな入植地を格好良く見せるのには十分だ。ストラテジーゲームとして見た場合、4Xジャンルの伝統的なメカニズムを一部簡略化する試みが驚くほど上手くいっている。しかし、戦闘などの一部要素にはもっと注意を払えたのではないだろうか。そうすれば、後づけのように感じなかっただろう。最終結果は万人向けとはならないだろうが、このジャンルに飛び込みたい人や普通とは違うものを評価する人にとっては一見の価値がある。 ・Gamer Escape: 80/100(PC) 【画像全5枚】 『Bulwark: Falconeer Chronicles』は奇妙なゲームだ。本当に気に入って大いに楽しむか、とことんイライラするかのどちらかだろう。しかし、本作がまったくの大成功だとは思わないにせよ、結局のところ、新しいことに挑戦して失敗する方が、挑戦しないよりマシだと思わざるを得ない。適切な見出しで受け取って欲しい。 ・GameWatcher: 75/100(PC) トーマス・サラ氏の『ファルコニア』作品第2弾は、一見するとさらにニッチに見えるかもしれないが、はるかに取っつきやすい。一部に不可解な矛盾はあるものの、とても楽しい時間を過ごすことができる。 ・GameStar: 74/100(PC) ・PCGamesN: 70/100(PC) シンプルで見た目も美しい『Bulwark: Falconeer Chronicles』は楽しい気晴らしだが、戦闘や経済に深みがなく、あまり長くは楽しめない。 ・Eurogamer: 60/100(PC) 穏やかで風変わりな建設ゲームだ。印象には残るが、目的が足りていない。 ・IGN Deutschland: 60/100(PC) 『Bulwark: Falconeer Chronicles』はシンプルで洗練されたゲームシステムに満ちた、美的でとても印象的なワンマンプロジェクトだ。我を忘れて没頭し、魅力的な入植地の成長と繁栄をただ見守るのはたやすい。しかし、本当に長期間プレイする気にさせるためのやりがいやバリエーションに欠けている。 PC(Steam, GOG.COM)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2024年3月27日に発売された『Bulwark: Falconeer Chronicles』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が69点(総レビュー数8件)でした(Xbox Series X|S/Xbox One版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。 総じて、見た目の美しさは高く評価されています。一方、戦闘やコンテンツの量では評価が分かれているようです。 本作は、空中戦アクションゲーム『ファルコニア』の世界を舞台としたオープンワールド建設ゲームです。プレイヤーは戦争で荒廃した文明の再建を任された指揮官となり、断崖絶壁や危険な海が広がる世界で街や尖塔、要塞を建設していきます。他の勢力と同盟を結んだり、自分だけの軍団を編成したりできると謳っています。 『Bulwark: Falconeer Chronicles』は、PC(Steam, GOG.COM)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中です。なお、本作はPS5/PS4にも対応予定ですが、記事執筆時点ではまだ発売されていません。PlayStaion Storeの表記では2024年4月3日発売予定となっています。
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