小結錦木が横綱照ノ富士から殊勲星、立ち合い後のピンチから反撃し寄り切り「危ないと思ったがどんどん攻めていこうと」
「大相撲春場所・初日」(10日、エディオンアリーナ大阪) 小結錦木が2場所連続10度目の優勝を狙う横綱照ノ富士から殊勲星を挙げた。 【写真】まさかの表情を浮かべる照ノ富士 初場所の力強さはいったいどこへ? 立ち合いで動きを止められ横綱に土俵際まで追い詰められたが、ここから反撃。相手の上手を切ってもろ差しになり、一気に寄り切った。 「攻めることを忘れずにできた」と錦木。相手に上手を引かれ「自分でも危ないと思ったが、できるだけどんどん攻めていこうと思った」と振り返り、「横綱よりも低い姿勢が取れてもろ差しが入ったんでよかった」と勝因を挙げた。