最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング17位。高校卒業→ドイツ! 万能な両利き
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月22日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
17位:内野貴史 生年月日:2001年3月7日 市場価値:35万ユーロ(約4900万円) 所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:15試合1ゴール0アシスト DF内野貴史はJリーグを経由せずに異国ドイツの地でプレーしている。 ジェフユナイテッド千葉のユースに在籍していた内野は、高校卒業後すぐにドイツへと渡り、デューレンの育成組織に加入した。2020年にはドイツ4部のアレマニア・アーヘンへ移籍すると、20/21シーズンにリーグ戦35試合に出場。着実に出場時間を確保し、21/22シーズンにデュッセルドルフのセカンドチームに加入した。翌シーズンにはトップチームと契約を締結し、今季もここまでリーグ戦15試合に出場している。 内野は両利きであるため、デュッセルドルフで右SBと左SBのどちらのポジションでもプレーしている。高い戦術理解度と足元の技術は随所に生かされ、代表戦では右MFの位置でもプレーすることがある。ドイツでプレーしていく中で強度も身につき、攻守においてバランスの良い選手に成長した。 今季出場した15試合のうちスタメン出場は2試合のみと、デュッセルドルフで信頼を勝ち取れているとは言えない。ドイツ2部のチームでスタメンを奪うことができれば、その後のステップアップも見込めるだけに、今後の内野のプレーは十分注視していきたい。
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