ネタ元はジェームズ・ディーン。白のBDシャツをこなれて着こなす3つのルール
アメリカ文化に触れて育ってきたサーティーファイブサマーズの信岡 淳さんに、プレーンで清潔な白シャツを問えば、「オックスフォード地のBDシャツですよね」と返ってきた。 ▶︎すべての写真を見る 加えてマジメ=クラシックという観点からセレクトしたのは、生地が分厚く、古き佳きアメリカを彷彿させるものだ。そんなトラッドな一枚で実践する着こなしには、3つのルールがあった。 信岡さんの着こなしマイルール ① ボタンはガバッと開けたママ ② 脱いだらすぐ洗濯機へ! ③ ノーベルトでタックイン
「フロントボタンをガバッと開けて着ます。少なくても3つ以上は開けるかな」。そして、中にはクタッとした白のTシャツを覗かせてラフに味付け。 その際はノーベルトとタックインをセットで行い、少しばかりのきちんと感を加える。そんな着こなしのネタ元はなんと、ジェームズ・ディーンなんだとか。
「映画『理由なき反抗』で見た彼のハリントンジャケットの無造作な着こなしに憧れました」。そう話すように劇中の彼は、ジャケットのフロントジップをガバッと開けており、信岡さんのシャツの遊び方やジャストサイズのデニムの着こなしともリンクする。 不良っぽさのアイコンから学ぶまさに不真面目な着こなし。これも大人だからできる、シャツとの付き合い方なのかも知れない。 信岡 淳さん●1974年生まれ。サーティーファイブサマーズのPR。アナトミカやロッキーマウンテン フェザーベッドの広報をメインに活躍。またシーズンビジュアルの製作は撮影から担当する。 椙本裕子、箱島崇史=写真(人物・静物) 与那嶺龍士=スタイリング(静物) 黒澤卓也=文
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