“鼻の捜査官”に任命 15頭を嘱託警察犬に〈宮城〉
仙台放送
犯罪の捜査や行方不明者の捜索などに協力する宮城県警の嘱託警察犬に民間の15頭が選ばれ、嘱託書が交付されました。7月1日から1年間、県警の業務に協力することになります。 県警本部で行われた嘱託式には「嘱託警察犬」の審査に合格した15頭の飼い主などが出席しました。 警察犬は人間の3000倍以上とされる嗅覚を生かして、犯罪の捜査や行方不明者の捜索などにあたることから、“鼻の捜査官”とも言われています。 宮城県警では直轄の警察犬を飼育・管理していないため、毎年、一般家庭や民間で訓練された犬を審査を通して、嘱託警察犬に指定しています。 県警によりますと、去年、嘱託警察犬が出動した件数は69件で、うち、行方不明者の捜索が67件、犯罪捜査が2件だったということです。 警察犬の飼い主 笹谷一さん 「毎回、出動する現場が違う。現場に合わせていろいろ勉強しながらもっともっと覚えていきたい」 今回選ばれた15頭の嘱託期間は、7月1日から1年間となります。
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