「ただただ絶望的」「夢は消えた」180分間無得点で完敗のパリSGを仏メディアが酷評!「両軍の予算、給与を考えると大失敗だ」【CL準決勝】
「スターアタッカーがいるもかかわらず得点できなかった」
現地時間5月7日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝・第2レグで、フランス王者のパリ・サンジェルマンはドルトムントとホームで対戦。0-1で敗れ、アグリゲートスコア0-2で敗退が決定した。 【動画】ドルトムントを決勝に導くフンメルスの渾身ヘッド弾 アウェーでの第1レグを0-1で落としていたパリSGは、早く1点を挙げて追い付きたいところだったが、前半をスコアレスで折り返すと、50分にCKからマッツ・フンメルスのヘッドで痛恨の被弾。ポストに2回、クロスバーに2回、シュートが直撃するなどツキもなく、第1レグと合わせて180分間で1点を奪えなかった。 この不甲斐ないパフォーマンスを糾弾したのが、フランスメディア『LE PARISIEN』だ。「ただただ絶望的」と見出しを打ち、次のように伝えた。 「PSGはチャンピオンズリーグ準決勝で敗退した。ドルトムントとの2試合で、パリはスターアタッカーがいるもかかわらず得点できなかった。大失敗だ」 同メディアは「夢は消えてしまった、あるいは存在しなかった。十分に鋭敏ではなかったPSGは、 180分間ゴールなしというスタッツに象徴される失敗で、この2連戦から弾き出された。両軍の保有残高、予算、給与を考慮すると、パルク・デ・プランスでのこの敗退を特徴づけるのに大失敗という言葉は悪くない」と酷評。こう続けている。 「無駄なシュート、弱いパス、遅すぎる反撃が、貧血気味のパリの人生に中断をもたらした」 圧倒的な資金力を誇るパリSGにとって、リーグ・アン制覇はいわばノルマで、評価されるのはあくまでCL。優勝候補ではなかったドルトムントに完敗し、厳しい批判は免れない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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