長澤まさみ、“憲一呼び”遠藤憲一と距離縮める「ずっと濡れた子犬みたいな目で」撮影裏話【スオミの話をしよう】
【モデルプレス=2024/09/13】女優の長澤まさみと俳優の遠藤憲一が13日、都内で行われた映画「スオミの話をしよう」初日舞台挨拶に、共演の松坂桃李、西島秀俊、瀬戸康史、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、メガホンをとった三谷幸喜監督とともに登壇。2人が共通点を明かした。 【写真】長澤まさみが「絶対に勝てない」と尊敬する女優 ◆長澤まさみ、“憲一呼び”遠藤憲一との距離縮める 本作のプロモーション活動の中で、初共演となった遠藤との距離を縮め、遠藤からのお願いで『憲一』と呼んでいることを明かしていた長澤は、遠藤と似たところを感じたそうで「緊張しいとか、自信がないとか、人見知りとか。なので、私が一生懸命、芝居をしているときに、三谷さんからいろんな注文を聞いているときも、ずっと濡れた子犬みたいな目で、目をウルウルさせて『わかるよ』『一緒だよ』『まさみちゃんもそうなんだ』ってずっと言ってくるんですよ(笑)」と回顧し、「わかってくれるということが安心感になって、遠藤さんとはとてもいい友情関係を築くことができた気がします」とにっこり。そんな長澤について遠藤は「人見知りとか緊張しいとか、全然見えなかったのでびっくりしたんですけど、自分もそういうところがあるので、他人に感じなくなりました」と胸の内を明かした。 さらに、長澤と久しぶりの共演となった戸塚が「最初にこの作品で(長澤に)ご挨拶したときにスタッフさんに間違えられて…」と打ち明けると、長澤は「ミュージカルシーンの稽古で、私が1人で稽古をしていて、私の稽古のあとに小林さんと戸塚さんが稽古で、久しぶりに小林さんに会って『まさみちゃん』『おはようございます』って(挨拶をして)、小林さんに夢中になっちゃって、通り過ぎようとしました(笑)」と正直に告白。これに戸塚は「『マネージャーさんかと思った』って言われて(笑)。小林さんのマネージャーさんかと思われたんですけど(笑)、最初のこのやり取りで(自身が演じる)乙骨の人生が決まった気がします。グッときました」と吹っ切れた様子だった。 ◆三谷幸喜監督・長澤まさみ主演「スオミの話をしよう」 これまで日本中にたくさんの笑いと感動を届けた三谷が脚本・監督を務める映画『スオミの話をしよう』。前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる。 突然行方をくらませた大富豪の妻・スオミ(長澤)。スオミの失踪を知り、夫が住む豪邸に集結したのは、彼女を愛した5人の男たち。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人のようだった。一体、スオミの正体とは?オールスターキャストによる、三谷ワールド全開のミステリー・コメディの幕が上がる。 なお、本作は、この日より372館で公開され、15時までの動員と土日の座席予約数を考慮すると、興行収入30億円を狙えるヒットスタートとなり、三谷監督は「オリジナルの映画が力を持つことが、たぶん日本映画を底上げしていくんだと思いますので、ぜひ何度も見にきてください」とアピールした。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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