混雑はピーク迎えるも…「燃料」「資材」の高騰で苦渋の値上げに踏み切る『クリーニング店』 サービス充実で顧客確保へ
今週に入り冬将軍が到来した青森県内、平野部で今シーズン初の積雪が確認され、一気に衣替えをした人も多いのではないでしょうか? 【写真を見る】混雑はピーク迎えるも…「燃料」「資材」の高騰で苦渋の値上げに踏み切る『クリーニング店』 サービス充実で顧客確保へ クリーニング店では混雑をピークを迎えるなか、燃料や資材の高騰などを受けて12月から値上げに踏み切ることにしました。 ■クリーニング店の苦渋の値上げ 弘前市にあるクリーニング店「ホワイト急便弘前神田工場」。こららの工場では、市内28店舗分の衣類などを扱っていて、いまが混雑のピークを迎え作業に大忙しです。 ホワイト急便 弘前神田工場 一戸 洋 統括 「本来であれば10月が衣替えのピークを迎えますが、やはり暑さの影響もあって今年はこの11月になって寒さが増してきたというところから、非常に冬物衣類、そしてまた衣替えという商品が重なった状態で入荷されてきている」 忙しさの中で、店が頭を悩ませているのが燃料や資材などの高騰です。そこに県内の最低賃金も引き上げられたことで、2年ぶりの値上げに踏み切ることにしました。 ■工夫をこらして厳しさ増す「経営環境」に対応 前回は企業努力で対象は一部商品だけにしましたが、今回はすべての商品を12月から10%ほど値上げします。 客は 「このご時世で仕方がないのかなという感じ。全般的に物価があがっているので、ちょっときついところはありますけれども、毎週出しているので…」 値上げする分のサービスとして、店が力を入れているのが2024年から始めたアプリ会員のサービスの充実です。会員限定で様々な特典を配信しています。 ホワイト急便 弘前神田工場 一戸 洋 統括 「12月から値上げということに踏み切りましたが、さらにより良いサービス品質を提供すべく、たくさんのサービスを展開していきたい」 クリーニング店では、経費削減策として他の業者に委託していたカーペット類を2024年から自社でクリーニングするなど、様々な工夫をこらして物価高騰などで厳しさを増す経営環境に対応したいとしています。
青森テレビ
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