術後1年の検査結果と、乳がんと。42歳グルメブロガー、がんになる。(13)毎日ビール.jp ユッキー
2024年の沖縄県産本マグロの漁獲が終わった日に、この原稿を書いています。ナマモノ禁止令が出て食べられなかった去年の分を取り戻すように、今年は本マグロを目いっぱい味わいました。おいしかったなぁ。 人生の転機は3つの違和感から… 42歳グルメブロガー、がんになる。(1) 今回の記事では先日受けた定期検査のご報告の他に、実はもうひとつお話ししたいことがあります。諸々の許可をいただいたので、沖縄タイムス+プラスの読者さんにも共有させていただきます。あなたは、乳がんの触感を知っていますか?
術後1年、定期検査の結果は…
胃全摘の手術から1年後の今年4月、定期検査を受けました。スキルス胃がん闘病の様子をつづっている「5年生存率を上げるブログ」を開設している身としては、検査予定を立てた当初は緊張と複雑な思いでしたが、検査当日はケロッとしたもので、さくさくっと病院へ向かいました。
CT検査・内視鏡検査(胃カメラ)・血液検査を受けた後日、検査結果を確認しに通院先へ向かいました。そこで主治医からは、 ・摘出した胃・胆嚢(たんのう)・脾臓(ひぞう)まわりに残存・再発なし ・肺・肝臓・その他の腹部臓器に異常なし ・縦隔内(胸腺、心臓、大血管、食道、気管など)・腹部のリンパ節の腫れなし ・副腎に異常なし ・骨への転移なし ・肝臓に嚢胞(のうほう)あり(※以前からあり、大きさも変わらないので問題なし) という結果でした。 これ、かなりざっくりと要約すると、今回の検査では再発・転移は免れた、ということです。沖縄タイムス+プラスの読者さん向けによいご報告ができて、ひとまずホッとしています。 体の中のことは検査しないとわかりませんから、この先も定期検査は欠かさずに受けます。検査結果次第で、追加の治療が必要になるかもしれませんが、こればかりは自分の意思ではどうにもならないことです。その時が来るまで、自分の楽しいこと・やりたいことをストレスなく続け、ポジティブに生きようと改めて思いました。
胃カメラ、受けましょう!
ちなみに、今回の内視鏡検査(胃カメラ)も口からでしたが、寝不足続きのためか、鎮静剤を入れてすぐに爆睡しました。気付くと休憩室のベッドにいて、時計の針は60分ほど進んでいました。全く記憶がありません。 看護師によると、「検査が終わったあと自分で車椅子に移動し、休憩室のベッドに入りましたよ~」とのこと。それを聞いて「全然覚えてないけど、それってホントなの!?」と思ったくらい記憶が飛んでいます。もちろん胃カメラ中の記憶もないわけですが、鎮静剤で眠ればとっても楽に検査してもらえます。わたし的には、鎮静剤最大のメリットはこの楽さ加減です。