「上から物が落ちてくる」商店街のアーケード撤去工事始まる 70年経過し老朽化 大分・別府市
大分放送
建設から70年が過ぎ老朽化が問題となっている、大分県別府市の商店街・楠銀天街のアーケードの撤去作業が4日から始まりました。 【写真を見る】「上から物が落ちてくる」商店街のアーケード撤去工事始まる 70年経過し老朽化 大分・別府市 別府市はJR別府駅の南側にある楠銀天街のアーケードおよそ350メートルの区間を撤去します。4日は永石通りの一部区間を通行止めにして足場が組まれていきました。 楠銀天街のアーケードは1953年に建設され、老朽化で危険な状態になっていますが、管理団体の資金不足などにより対策が進まず、別府市が国の補助金を活用しおよそ1億円をかけて撤去することになりました。 (地元の人)「地震とかで上から物が落ちてくる事があるので通りたくない」「プラスチックが落ちていたりするので、安全面で良くなっていくのかなここが明るくなればいいなと思う」 別府市によりますとアーケードの撤去工事は12月までに終る見込みで、その後、路面の補修など来年3月末の工事完了を予定しています。
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