ヘビのように粘り強く 干支の置物作り進む 八戸・くるみの里
今年も残すところ1カ月余りとなる中、八戸市是川の障害者サポートセンター「くるみの里」(泉山彰理事長)では、来年の干支(えと)である「巳(み)」(ヘビ)をかたどった置物作りが進んでいる。 同施設では縁起物として、干支にちなんだ手芸と木工の置物を制作、販売。今年は9月上旬から利用者やスタッフら34人態勢で取り組んでいる。 利用者は27日も針やミシンで縫い物をしたり、木材をヘビ型に切り出したりと真剣な表情で作業。手芸担当の宮崎晃子さん(43)は「ヘビのように粘り強く生きてほしいとの思いを込めている」と笑顔を見せた。 置物は各200セットを制作予定。価格は各1500円(税込み)。同施設のほか、同市の朝もやの館、福祉の駅、市水産科学館マリエントで購入できる。また、12月9~11日にはラピアで展示即売会を行う。
デーリー東北新聞社