国でも地方でも1強状態の自民党 離党勧告受けた市議が県連に再審査求める「民主主義の原理を無視しようとしている」
福岡県連には市議が再審査を請求
地元選出の国会議員の裏金問題が明らかになる中、22日、自民党福岡県連を訪れたのは、北九州市議の三原朝利氏です。県連は、去年の北九州市長選挙で党が推薦する候補ではなく武内和久氏を支援した三原氏と大石仁人氏に先週、離党勧告の処分を下しました。これに対して、三原氏は再審査を請求しました。 三原朝利 北九州市議 「いま自民党が大変な時だからこそですね、自民党こそ自由闊達な議論、そして民主主義の根幹である政党であるという危惧する内容の中で、今回の処分は受け入れがたい」 再審査を請求した理由として三原氏は「市民の判断を自民党が完全に否定し、民主主義の原理を無視しようとすることに対する危機意識」と主張しています。政権に返り咲いてから11年が過ぎた自民党。国でも地方でも1強状態が続く中、国民の声に耳を傾けることができているのかが問われています。