能登半島復興を後押ししよう、道の駅「きららあじす」で被災地の特産品を販売【山口】
能登半島地震の復旧・復興を支援しようと、山口市阿知須の道の駅「きららあじす」は能登関連商品を販売する特設コーナーを設置した。県内有数の集客力を生かし、利用者に応援消費を呼び掛けている。 被災の影響で、石川県では現地の土産物や特産品の売り上げが悪化。消費の機運を高める「能登のために、石川のために 応援消費プロジェクト」を開始した。 同駅はこれに賛同し、震災前から商品製造を委託している同県羽咋(はくい)市の道の駅「のと千里浜(ちりはま)」から送られた特産品を販売。売り上げの一部をのと千里浜に寄付し、支援している。 特産品販売所のレジ近くにコーナーを設置。石川県の老舗旅館「加賀屋」の総料理長が監修した「白えびとアカモクのみそ汁」、純米酒「唐戸山」、「能登キリコ祭りせんべい」など10種類の商品が購入できる。コーナー横にはのと千里浜で製造され、能登の塩を使ったきららあじすの新商品「きらら紅はるかチップス」も並んでいる。 きららあじすは4日、市役所で能登商品販売会を開いて支援を後押し。久冨貴大業務部長は「被災地の復興に向けて少しでも役に立ちたいと思い、取り組んでいる。ぜひ、商品を買っていただければ」と来場を呼び掛けている。 入荷した商品が売り切れるまでコーナーを設置。今月末までは継続できると見込んでいる。 問い合わせは同駅(電話0836-66-1001)へ。