陸自ヘリ事故 死亡した隊員ら10人の葬送式 熊本の駐屯地で
日テレNEWS
今年4月、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県宮古島沖で消息を絶った事故で死亡した隊員らの葬送式が熊本市にある健軍駐屯地で行われました。 非公開で行われた葬送式には防衛省の関係者などおよそ290人が出席しました。この事故は今年4月、沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリが消息を絶ち、当時の第8師団長だった坂本雄一陸将ら10人が死亡したものです。 葬送式には岸田首相も出席し、「職務の遂行に全身全霊をささげていた隊員を失ったことは無念でなりません」と弔辞を述べました。 また、森下泰臣陸上幕僚長は「大切な同僚を失う悲しみを二度と繰り返さないよう強く決意し一層職務に邁進していく」と述べました。 葬送式の終了後、蒲島知事は亡くなった坂本元師団長への思いを語りました。 熊本県・蒲島郁夫知事「ものすごく高い希望と将来への自分の道筋、どのように国を守るか、それを十分に果たすことができなくて、このようなことになられて悲しかっただろうと思います」
