「妻に腹部を包丁で刺されたという男性が運ばれてきている」80代の夫の救急通報から発覚、70代の妻は出頭して逮捕「旦那を殺そうと思って、包丁でお腹を刺しました」 北海道帯広市
4日夜、北海道音更町の住宅で、80代の夫の腹部を包丁で刺し、殺害しようとしたとして、71歳の女が逮捕されました。夫は自ら救急通報していて、命に別状ないとみられています。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、音更町柳町の自称・派遣社員、杉本恵子容疑者71歳です。 杉本容疑者は4日午後9時ごろ、自宅で同居している80代の夫の腹部を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。 夫は右の脇腹あたりを刺されているものの、命に別状はないとみられています。 警察によりますと、詳しい状況は捜査中ですが、夫は自ら119番に通報、駆け付けた救急隊が「妻に腹部を包丁で刺されたという男性が運ばれてきている」と警察に伝えました。 その後、杉本容疑者が近くの交番に出頭、翌5日午前、逮捕されました。 杉本容疑者は夫と2人暮らしで、取り調べに対しては「旦那を殺そうと思って、包丁でお腹を刺しました」などと話し、容疑を認めているということです。 この夫婦をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴はなく、今のところ、いわゆる老々介護などの状況でもなかったとみられています。 警察は、引き続き動機などの調べをすすめています。
北海道放送(株)
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