『マルス-ゼロの革命-』で俳優・道枝駿佑が進化 『マイハル』とのギャップで開けた道
道枝駿佑が俳優として着実にステップアップしている証
もしかしたら『マイハル』の好青年ぶりに惹かれ、同じ道枝が演じるということで本作を観始めた人もいるかもしれない。そんな人は、この2人の違いっぷりに驚いていることだろう。だがこの正反対ともいえる、演技の振り幅の広さが観られるのは、道枝が俳優として着実にステップアップしている証でもある。 特にゼロに関して道枝は、「心の奥底には内に秘めた熱さなどもある人物」と分析しながらも「僕は遠慮しがちな性格」、「(自分にカリスマ性を)そんなに感じたことはない」と共感できるところが少ない様子を明かしている(※)。それはこの役のために初めてブリーチをして金髪にしたところにも表れている。そんな人物を演じるからこそ、俳優として開けてくる道もあることだろう。 まだまだ謎が多い零。でもそれはその分、これからの見どころがたくさんあるということだ。零と新生“マルス”たちの戦いは始まったばかり。彼らの成長はもちろんだが、その中での俳優・道枝駿佑の進化にも注目していきたい。 参照 ※ https://realsound.jp/movie/2023/11/post-1497459.html
久保田ひかる