速水もこみち「魔法をかけてくれました」 人生に影響を与えた、ある大物女優との出会い
俳優の速水もこみちが、人生に影響を与えた出会いについて語り、おすすめの楽曲を紹介した。 速水が登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは3月11日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
若かった自分に「魔法をかけてくれました」
俳優としてはもちろん、プロ級の料理の腕前でYouTubeチャンネルも大人気の速水。そんな速水の人生に影響を与えたのは、2007年に放映されたテレビドラマ『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』で共演した、俳優・倍賞美津子との出会いだという。 速水:僕は主演をいただきまして、そのオカン役が倍賞美津子さんで、そのとき僕は20代前半とかでまだ慣れないところも多々ありましたが、倍賞さんが撮影の合間にちょっと魔法をかけてくれました。僕の現場での立ち姿とか振る舞いなどを見て、背中を押してくれたのかなと思うんですけど、倍賞さんから「私たちは親子なんだから、心でキャッチボールをしましょう」という素敵なお言葉をいただきました。僕は自分のことしか考えていなかったんだけど、その瞬間から肩の力がフっと抜けて。ちょっと説明するのが難しいのですが、それまではセリフというものを一生懸命覚えてたんだけど、スッと入るようになったんですよね。もちろん台本の読み方はわかるんだけど(笑)、ある意味そのワンステップ先をいけるようになって、だから最終的には辛い話になってくるセリフがいえなかったりとか、ある意味リアルにその人物を演じることができたので、倍賞さんの言葉はすごく大きかったです。そこから僕の仕事に対するというか、役に対する向き合い方、考え方が変わっていったというのがあるので、倍賞美津子さんとの出会いは本当に僕のなかで大きかったですね。 速水のトークを聞いた、サッシャ&ノイハウスは……。 サッシャ:「私たちは親子なんだから、心でキャッチボールをしましょう」素敵ですね、倍賞さん。 ノイハウス:やっぱり、大先輩に言われる言葉ってすごく響きますよね。倍賞さんはいつもの流れで言ったことなのかもしれないけど、若い人にはそれがずっと残りますよね。 サッシャ:倍賞さんの演技との向き合い方も、伝わってくる一言ですよね。そういうふうにいわれたら、懐にどんと飛び込めそうな感じがします。