鳥山明氏に捧げる壁画が除幕 リマでペルー画家集団が制作
リマ、ペルー、3月26日 (AP) ― 3月1日に急性硬膜下血腫のため68歳で他界した「Dr. スランプ」や「ドラゴンボール」などの人気アニメを生んだ漫画家の鳥山明さんに捧げる壁画が、ペルーの首都リマで除幕された。 ペルー在住の45人の画家集団が約300リットルのペンキと、500本のスプレーペイントを使って、11日かけてリマのビクトリア地区にある国立スタジアムの正面に長さ110メートル、高さ6.6メートルの壁画を完成させた。 壁画には悟空、悟飯、クリリン、人造人間18号、ピッコロ、ブルマ、アラレちゃん、フリーザなど「ドラゴンボール」の世界に登場する70人以上のキャラクターがマッシュアップされている。 また、鳥山氏自身の肖像画も細部まで丁寧に描かれ、鳥山氏の多作なキャラクターとともに不滅の存在となっている。 除幕式以来、この壁画には国内外のドラゴンボールファンが訪れている。 壁画制作の提唱者は、この場所が観光客の通り道になり、鳥山氏のファンが写真を撮りに来て、アニメが彼らの人生に与えた影響を振り返る場所になることを願っていると語った。 (日本語翻訳・編集 アフロ)